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アーガス (A135) : ウィキペディア日本語版
アーガス (A135)

アーガス (RFA ''Argus'') は、イギリス海軍補助艦隊が運用する航空支援艦。公式の艦種は、就役当初は航空練習艦(Aviation Training Ship)とされており、2009年に傷病兵収容艦(Primary Casualty Receiving Ship)に変更された。
なお艦名は、ギリシア神話アルゴスの英語表記/読みである。
== 来歴 ==
本艦はもともと、イタリアのCNRブレダ社で建造されて、シー・コンテナ社によって運航されていたRO-ROコンテナ船「コンテンダー・ベザント」(MV ''Contender Bezant'')を前身とする。フォークランド紛争を受けて、1982年5月よりイギリス政府によってチャーターされており、紛争中は航空機輸送船として使用されていた〔。
一方、フォークランド紛争でヘリコプター母艦の必要性を痛感したイギリス海軍は、当時アメリカで開発されていたコンテナ化航空運用システムであるアラパホ・システムに着目、1982年に同システムの借用契約を締結し、コンテナ船「アストロノーマー」にこれを搭載して、1983年11月より航空支援艦「」として再就役させていた。同艦は、レバノン内戦の激化に伴い派遣されていた多国籍軍の支援任務に参加して、1984年2月にはレバノン駐留英軍や民間人、外交官の撤収などに活躍した。同艦のシステムはあくまで米海軍からの借用品であり、最終的には返却することになっていたが、この種の民間船改造の航空支援艦の有用性は認められていた。このことから1984年3月2日、イギリス海軍は「コンテンダー・ベザント」を1800万ポンドで購入、「アーガス」と改名して、更に4500万ポンドをかけて航空支援艦として改造することとした。これはインヴィンシブル級航空母艦の建造費用の17パーセントであった〔。改造工事はハーランド・アンド・ウルフ社で行われた〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アーガス (A135)」の詳細全文を読む



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